10月第5週、最終礼拝 植松師説教でした。2022/10.30(日)

≪今週のみ言葉≫

     「心のきよい者は幸いです。その人は神を見るからです。」マタイ5章8節

説教題: 『ダビデの信仰』  聖書:サムエル記第一17章40~54節

                                

当時、イスラエルは隣国ペリシテと常に戦っており、この日もエラの谷を挟んで対峙していた。時にペリシテ陣よりゴリアテという巨人が現れ、一騎打ちを望んだ。しかし、イスラエル人からは名乗り出る勇士はおらず、名乗り出たのは羊飼いの少年ダビデであった。勝敗はもとより明らかと思われたが、結果は少年ダビデが、あっけなく勝利したのであった。それ故、戦いはイスラエル軍の大勝利となった。

Ⅰ.イスラエル陣営(大人)の信仰ー 1.イスラエル陣営の人たちは皆、信者で、大人であったにもかかわらず、誰一人も信仰により名乗り出る者はいなかったのでした。大人の特徴は、「疑うこと」と言われている。まさに常識と、現実と、経験に囚われ、神を見失い、怖れに満ち、膠着状態となり、動けなくなってしまったのであった。

2.私たちの信仰やいかに?ー(その物差しとして、密室の祈りが上げられる)ー①祈りたくない、②時々しか祈らない、③全く祈っていない、④楽しく祈っている。のどれでしょうか? さて、神様が求めておられるのは、(Ⅰテサロニケ5・17)にあるように、絶えることのない交わりなのでした。

Ⅱ.ダビデ少年の信仰ー 1.子どもの特徴は、「疑わないこと」と言われている。ダビデは自分が未経験な、弱い少年であることを知っていた。しかし、この少年は、ゴリアテなどを見てはいなかった。ダビデ少年が見ていたのはゴリアテより何倍も大きい、空に満ちるほどの神様を見ていたのでした。だから恐れなかったのです。ダビデにとってはゴリアテなど張り子の虎そのものでした。

2.なぜ、彼が神を見る信仰を持つに至ったのかは、(詩篇16・8)にあるごとく、幼き頃より神様と常に交わりを持っていたためでした。それと共に、清い心が育まれ、神様を見ることができるようになったのでした。(マタイ5・8)

3.その結果、常識や現実に捉えられない、神と生きた信仰生活をしていたのでした。

 私たちも、ダビデ少年のごとく生きた交わりを常に持ち、何事にも恐れない、前向きな信仰生活をしたいものです。(ヤコブ4・8)

〈お知らせ〉▷早くも11月に入る週となりました。明日にはヘッダー(日々草とユーフォルビア)

      「今月のメッセージ・今月のお祈り」が更新されます。

      ▷10/28(金)~11/23(水祝)は「読書月間」「本の中の本THE、BIBLE」を自ら読むと共に

       まだクリスチャンでない方々にもPRします!

      ▷11月にはこども達の喜ぶプログラムが用意されています♪

      「かえるクラブ」が今まだお休み中っですが、10/20(木)10/27(木)と2人3人と小学生の

       女の子たちが様子を見に来てくれました!日曜日の教会学校を勧めていますが、

       願わくは「木曜かえるクラブ」の再開をと祈っています。お祈り下さい。